イップス改善策 その3
イップス改善策 その3です。誰も見てないっぽいけど書きます(笑)
その3は下半身と上半身の連動に着目しました。
人にもよると思いますが、イップスが出る時はきっちり左足をステップして、上から投げる時が多いのではないでしょうか?
意外とランニングスローや、ステップをしないでのスロー、横や下からのスローではイップスの症状は出にくいのではないかと感じます。
つまり、左足をステップし、下半身で生み出した力を腕に伝えていく投げ方をする時(難しい言い方ですが、結局は普通に投げようとする時)に上半身が萎縮し、タイミング良く動けずにコントロールを失うことがあるということです。
試しにイップスの人にどちらか片足立ちになり、スローイングをさせると、意外と安定したコントロールで投げることができます。(これでコントロールを乱す人は恐らくただ単に技術レベルが未熟な段階だと思われます)
人間はどこかが不安定な状態にあると、自然とバランスをとりながら、スムーズな動きをしようとします。
この原理を通常のスローイングに応用します。
その方法とは、
「左足を踏み出そうとし、左足が着地する前に投げちゃう」
ことです。
……。
そんなん無理ですよね。
そうです。無理でいいんです。
そんなイメージを持ってもよっぽど小さく踏み出さない限りそんな動作は不可能なように人間の体はできています(たぶん)。ただ、そういうイメージを持つことが大切なんです。
いい投手が持っている感覚に「左足が着地してから腕を振る」というものがあります。
それとは逆のイメージです。
これの狙いは右足で体を押し出して、まだ左足が着地する前の不安定な状態に上半身を動かすことによってスムーズな動きをすることにあります。
ものは試しです。とりあえずやってみてください。
ちなみにこの練習方法は、初心者のスローイング指導にも有効な方法だと思っています。
いつも文章だけですいません。
本当は絵や写真をつけるといいんでしょうけどね。
それでは今日はこの辺で。