守備力を高めるノック
野球は相手より点を多くとったほうが勝つスポーツ。
よって攻撃面も重要ですが、守備力も勝敗をわける大きなポイントになります。
そして、守備の目的は
①得点を防ぐ
②アウトを奪う
です。
この2つの目的を、TPO(イニング、点差、相手の打順など)に応じてどちらを重視するのか天秤にかけながら守っていく必要があります。
しかしながら、アウトを3つ奪わなければ相手の攻撃は終わりません。得点を防ぎつつ、アウトを奪う能力を守備側は伸ばしていく必要があります。
そんな能力を伸ばすための練習の一つがランナー付きノックです。
やはり、試合ではランナーをアウトにしないといけません。ランナーの走力を感じながら、最適なプレーを選択する能力を伸ばすのです。
そんな中でも特に練習しておきたいプレーは、バックホーム。
得点を防ぎ、アウトを奪うことのできる2つの目的を同時に達成することのできるプレーにもかかわらず、意外と最後の方にちょろっとしかされない場合が多いです。
ランニングキャッチからのランニングスロー、バックハンドからのスローイング、本塁でのタッグプレー、送球間進塁を許さない牽制の仕方、などなど、守備でもたくさんのバリエーションが必要となります。
走塁面でも、ゴーorストップの判断、タッグをかいくぐるスライデイングなども養われ、とても重要で、いろんな能力が伸ばせる練習です。
この練習を1番多くしておけば、1番緊張する場面でも落ち着いてプレーできるのではないでしょうか。
人数が少なくても、最低キャッチャー、内野手1人以上、走者1人以上で成り立ちますね。(走者1人はしんどいか)
これに外野手をつけても四人いればできますね。
実戦経験の究極の場面、バックホーム。
しっかり練習しましょう。